JavaScript ボイスデザインスプリントとは

Voice Design Sprintとは

デザインスプリントは、 新製品、サービス、機能を、 市場に投入する際のリスクを減らすことを目的として、 デザイン思考をベースにした、 時間制約のある6段階のプロセスです。 ボイスデザインスプリントは、 デザインスプリントの音声版になります。

6段階のプロセスは 1、Understand:調査、準備、よく理解できるようにするためのユーザー調査。 2、Define:フォーカス、どう表現するか、ユースケース、伝える声のトーンなどの定義。 3、Sketch:会話、シナリオのスケッチ、ロールプレイング。 4、Decide:ターゲットユーザー、プロトタイプを決定。 5、Prototype:試作品の作成。 6、Validate:テスト参加者での検証。

これを、 5日くらいの短期間で実施し、 フィードバックし, 繰り返します。 1、3、4、5、6は実際のプロジェクトにより、 様々なケースが考えられますので、 今回扱いません。 ここでは、 2のDefine、 「どう表現するか」だけ説明します。 「どう表現するか」は、 シンプルさ、有用性の2次元マトリックスで、 フィルターリングし、評価します。 具体的には、 次の項目を上記マトリックスで評価します。 1、コミニケーションのCooperative Principle(協調原則) 表現する量(簡潔さ)、 表現する質(真実さ)、 表現する関係(関連性)、 表現のマナー(順序立てる、正確さ)、 2、7パターンの会話 Opening Extra:特別な会話、 Skip:次の会話、 Core:会話の主要部分、 Chatter:雑談、 Ending Help:質問、 3、2パターンの回答 クローズドクエスチョン:質問の答えが、Yes/No、数字、選択など。 オープンクエスチョン:質問の答えが、説明を求められる答え。クローズドクエスチョンでないもの。 4、0.3秒の無音ルール 無音が0.3秒までは、相手は会話の話を待ってくれる。 しかし、0.45秒以上では話を整理、考えることに集中し始める。 5、言葉の直接の意味と関節の意味 6、書くのではなく、アナウンサーが話した場合を考える。 7、音声は一度に一つの単語しか表せない。 表のような表現は出来ない。 8、聞きやすい文章にする。 9、音声のブランド(人物のイメージ)を考える。 10、みんなに聞こえた時のプライバシーを守る。 11、音声を聞いて会話の長さを確認する。 などを、 不用になることなく、複雑になることなく、 評価していきます。 以上です。