TypeScripの学習

TypeScripとJavaScriptの違い



TypeScriptは、コンパイル時の型チェッカーを備えた
JavaScriptの拡張機能と、
それを実行する環境についての情報を提供するランタイムです。
TypeScriptは、
JavaScriptのすべての機能と、
型システムを提供します。


値により型を推論



TypeScriptは、
変数に値が割り当てられると、
自動的に変数の型が推論され、
それを使用します。

下記の例は、変数をaとbに値を入力しています。
この時、
aに53という値を割り当てていますので、
numberの型が推論されます。

bは"Hello"が割り当てられていますので、
stringの値が推論されます。



let a = 53
let b ="Hello"

型の定義



JavaScriptでは、様々なデザインパターンが使われます。
しかし型の推測が困難な、
動的なプログラミングなどのデザインパターンも存在します。
こんなとき、
TypeScriptは、JavaScriptを拡張しサポートします。

下記の例は、
interfaceで車のモデルと価格のinterfaceで型の定義をしています。

新しくCarModel のクラスを作成し、
コンストラクタでは、
インスタンスの初期値を入力するように設定します。

次に、
変数carに型Carを定義し、
new CarModel("トヨタ ヤリスクロス", 280)で、
初期値を入力したインスタンスを生成します。

console.log(car.model,car.price+"万円")
でターミナルに結果を表示しています。



interface Car {
model: string;
price: number;
}

class CarModel {
model: string;
price: number;

constructor(model: string, price: number) {
this.model = model;
this.price = price;
}
}

const car: Car = new CarModel("トヨタ ヤリスクロス", 280);

console.log(car.model,car.price+"万円")


[結果]
トヨタ ヤリスクロス 280万円


以上です。