Javascript アクセシビリティ 要素をふさわしい目的に使う

HTMLのアクセシビリティ

HTMLのアクセシビリティは、 結論から言うと、 「できる限りふさわしい HTML 要素をふさわしい目的に使う」のが一番良さそうです。 意味的 (セマンティックな) HTML を使うことが重要です。 こうすることで、 アクセシビリティ以外の他の利点も出てきます。 1.理解しやすいので、より開発しやすい。 2.レスポンスが良くなることで、モバイル機器に関してより優れている。 3.見出しやリンクなどの中のキーワードに重みがあるので、SEO に関しても良くなります。 良い見出しや段落やリストなどの、 適切なコンテンツ構造の例は、 次の様になります。

<h1>見出し1</h1> <p>段落1</p> <p>段落2</p> <ol> <li>リスト1</li> <li>リスト2</li> <li>リスト3</li> </ol> <h2>下位見出し1</h2> <p>段落1</p> <h2>下位見出し2</h2> <p>段落1</p>

こういった記述のスクリーンリーダーとっての利点は、 1.どれが見出しでどれが段落なのかといったことを知らせてくれる。 2.各要素の後で停止くれる。 3.次の見出し / 前の見出しへとジャンプできる。 4.すべての見出しの一覧を取り出せる。 などが挙げられます。 段落はpタグで区切るのは意外でした。 気を付けたいと思います。

明確な言葉使い

スクリーンリーダーにとっては、 読み上げ出来るような明確な言葉使いが必要です。 スクリーンリーダーを使うと分かりますが、 日本語では、 句読点を入れる事も忘れずに気を付けるべきです。 句読点では、スピーチを止まってくれるので、聞きやすくなります。 スクリーンリーダーがどこまで対応してくれるか分からないので、 難しい漢字も避けるのが良いでしょう。 いずれにしてもスクリーンリーダーでテストするのが一番確かです。 明確な言葉使いの例は次の様になります。 1.過度に複雑ではない、明確な言葉を使う。 2、不必要な専門用語 (ジャーゴン) や俗語を使わないようにする。 3、明確に読み上げられない言い回しや文字を使うことを避ける。 4、ダッシュを使わない、 例えば、2–6は、2 から 6へ変える。 5、略語を使わず、展開する。 何回も使うときは最初の方は展開するのが良いと思います。 Feb-->February HTML-->Hypertext Markup Language