JavaScript 配列 3次元配列の分かりやすい表現  

3次元配列の表現方法

配列の次元は、1次元、2次元だと、
見た目の分かりにくさは目立ちませんが、
3次元になると相当込み入ったものになってしまいます。

以前、スネークゲームというプログラムの解説で、
スネークが歩き回るフィールドの、
初期状態を決める、
各レベルごとに表した配列を扱いました。
それは要素が整数からなる、
6×20×20の3次元配列でした。

今でも小さなゲームでは、
使われるようなので、
説明します。

1次元配列は["a","b"]と表示するのは、
特に問題ありません。
下記をご覧ください。



let array1=["a","b"];

console.log(array1[1]);

結果は
b
になります。


2次元配列[["a","b"],["c","d"]]は、
このままでも良いですが、
3次元配列の説明のため、
形を崩して、
[["a","b"],
["c","d"]]
の様に表現しています。

内容は変わりませんが、
connsole.logで表示するとき、
array2[][]の最初のかっこが、1行目、2行目を表し、
2番目のかっこが、1列目、2列目を表して、
見安くなります。



//let array2 = [["a","b"],["c","d"]];

let array2 = [["a","b"],
["c","d"]];

console.log(array2[1][1]);

結果は
d
になります。


下記の3次元配列では、
array3[][][]の最初のかっこは、
3次元配列、[[[.①..]],[[.①..]], [[.①..]]]の中で、
2重カッコ[[.①..]]の各々がそれに当たります。

array3[][][]の2番目のかっこは、
2重カッコ[[.①..]]の中の、
.①..の中にある、 [.②..], [.②..], [.②..]になります。
各々0、1、2 の順になります。

array3[][][]の3番目のかっこは、
カッコ[.②..]の中にある要素になります。



let array3=[
[["a","b","c"],
["d","e","f"],
["g","h","i"]],
[[ "j","k","l"],
["m","n","o"],
["p","q","r"]],
[[ "s","t","u"],
[ "v","w","x"],
[ "y","z","zz"]]
];

console.log(array3[2][2][2]);

結果は
zz
になります。


今回の例は要素の数が3×3×3なので、
大したことが無くて済みましたが、
6×20×20の要素数になると、
表現の効果が表れてきます。